今回は、「稼げない」「オワコン」だと言われがちなトレンドブログアフィリエイト(以下、トレンドブログ)が、まだまだ稼げるというか、永久的に稼げる件についてお話していこうかなと思います。
トレンドブログとは、今世の中で話題になっていることや今後話題になりそうなことといった「トレンド情報」を記事にまとめ、記事内に貼った広告から収益を得るビジネスのことです。
一つのジャンルに絞って記事を書いていく特化型ブログとは違い、検索需要があれば何でもネタにできます。
例えば芸能人の熱愛に関することや、話題になっているドラマや漫画に関すること、ブレイクしている芸人さんやアーティストに関すること、世間を騒がせている時事ネタなど、とにかく人々が気になって検索したくなるようなコトであれば何でもです。
僕もトレンドブログの実践経験があり、こういったネタを書いて収益を上げていました。
僕だけではなく、僕の周りの実践者も稼げている人は多いのですが、稼げている身からすると
- 今(2022年現在)でも稼げる
- これからも稼げる
という確かな根拠があるのですが、挫折していった人たちから「稼げない」「オワコン」と言われることが多いのも事実。
そこで今回は、
トレンドブログで稼げない人の特徴や、稼げるようになる実践方法についてお伝えしていきます。
トレンドブログアフィリエイトはなぜ今でも稼げる?
トレンドブログ(ブログアフィリエイト)が2022年現在でも稼げて、これからも稼げるというのは冒頭でもお伝えしましたが、その根拠についてまとめていきます。
トレンドブログが今でも(これからも)稼げる根拠は、以下の3点。
|
ネタはたくさんある
例えば特化型ブログだと、ジャンルを一つに絞って記事作成していくので、次第に書くネタが尽きてくることもあるかもしれません。
しかしトレンドブログは、“今”話題になっていることや、今後話題になるであろうことを先回りして書いていきます。
例えば、2021年の『THE W』で優勝した女性お笑いコンビ・オダウエダさんで見ていきましょう。
2021年11月まではほとんど検索されることはありませんでしたが、『THE W』の決勝が行われた2021年12月に検索需要が爆発的に上がりました。
優勝した瞬間にオダウエダさんに関する記事を量産した人や、
オダウエダさんが優勝する(目立つ)のを見越して事前に記事を仕込んでいた人は、このとき多くのアクセスを集めていたはずです。
『THE W』のように、世間の関心が集まりやすい大きな番組やイベントは1年に何回もありますし、
そういったものがなくとも、今この瞬間に無数の話題・トレンドが生まれています。
そして、今後も検索需要がある話題・トレンドは生まれ続けますし、なくなるはずがありません。
“需要”がエンドレスに生まれ続ける以上、「稼げなくなる」なんてことはあり得ないはずです。
検索アルゴリズムの変動(コアアップデート)は関係ない
トレンドブログで稼げない、あるいは稼げなくなったという人の主張に、Googleの検索アルゴリズムの変動(コアアップデート)を持ち出す人は多くいます。
Googleはたしかに検索エンジンの質を上げるために、定期的にコアアップデートというものを行っていて、WEBサイトの評価基準が変わるので、サイトや記事の掲載順が大きく変わることがあります。
ただ、Googleは意地悪や気まぐれでそんなことを行っているのではなくて、検索エンジンの質を高めるために日々改善しているのです。
「検索エンジンの質を高める」とは何でしょうか。
それは、検索者ファーストの高品質なサイトや記事が検索結果の上位にくるようにするということです。
つまりシンプルな話で、
自分の記事をなかなか上位表示させられない人は、Googleが定める「検索者ファーストの高品質な記事」を書けていないからであり、低品質な記事を量産してしまっているからコアアプデではじかれたのです。
逆に言えば、Googleが定める「検索者ファーストの高品質な記事」を書けば普通に上位表示できますし、そういった記事を量産することでサイト自体が評価され、大きな収益につながっていきます。
2015年くらいまではまだGoogleのアルゴリズムの精度が低かったため、裏技で穴をついたような低品質の記事が検索上位に乱立していましたし、
そのような手抜き記事でも量産すれば稼ぐことは出来たかもしれません。
しかし2015年以降からは、そのようなやり方では上位表示させることはできず、仮にできたとしてもコアアップデートによりはじかれるので、稼ぐことは出来なくなりました。
ただ、一貫して「検索者ファーストの高品質な記事」を作成することを意識している人にとってはアルゴリズムの変動は関係なく、
裏技でのし上がろうとするライバルがいなくなってくれるので、むしろ好都合なはずです。
意外と飽和しにくい
今は副業時代だと言われ、本業以外に収入源を作ろうとしてる人は少なくありません。
トレンドブログの実践者数も年々増えていっていますが、不思議なことに意外と飽和しにくい状況にあります。
少なくとも2022年現在「飽和してるな」と感じることは全然ありませんし、もうすぐ飽和するなと感じることもありません。
なぜトレンドブログ実践者が飽和しにくいのか?
理由は大きく2つあると考えています。
|
まず、トレンドブログ実践者の平均的な実践期間は、それほど長くはありません。
そもそも収益を上げられずにすぐに諦めてしまう人の割合が圧倒的に多いのですが、
ちゃんと収益を上げられる人も会社員のお給料(30万円くらい)以上の月収を達成してしまったら、あまり記事を更新しなくなります。
ちゃんと稼げている人の実践期間は、平均でだいたい1年くらいといったところでしょうか。
そこから細々と更新して収益を維持していたり、教える側(コンサル)に回るので、がつがつと記事を更新する期間は意外に短いです。
副業時代により実践者は増えてきていますが、その分フェードアウトしていく人も多いので、それが飽和しない大きな理由だと言えます。
また、アフィリエイトよりもプログラミングや動画編集、株やFXといった投資系を始める人の方が圧倒的に多いので、それも「副業時代にも関わらずトレンドブログ実践者が飽和しない」理由の一つだといえます。
まとめますと、
|
この3つの点が、
トレンドブログが今でも稼げて、これからも稼げる根拠となります。
トレンドブログアフィリエイトで稼げない人の特徴
上述したように、トレンドブログの成果をGoogleのアルゴリズムの変動と結び付けたりして「ブログはオワコン」と主張している人は、軒並み稼げていない印象です。
そういったトレンドブログに対する本質的な理解が足りていない人や、
シンプルにスキル不足だったり、間違った方法論で実践してしまっている人、そもそもマインドセットがなっていない人もなかなか稼げていません。
検索需要の少ないネタばかり書いている
まずスキル・方法論においては、稼げない人の代表的な特徴が「検索需要の少ないネタばかり書いている」ことです。
冷静に考えて、「誰がそんなこと検索するだろう?」「それ知りたい人ってどれくらいいるだろう?」と疑問に思うようなニッチなネタばかり書いています。
そういう人の頭のなかには
|
こういった思考があります。
ライバルがたくさんいそうなホットな話題を攻めないのは、言ってしまえば“逃げ”の姿勢であり、それではいくら記事を書いたとしても、なかなか収益がついてきません。
例え最初の1記事目だったとしても、検索需要が高いホットなネタを選び、その中でライバルが少なそうなキーワードを選択していく(キーワードをズラしていく)必要があります。
また、僕もある時まではそうだったのですが、
「もしかしたら意外とアクセスが来るかもしれない」「空振ったとしても、いつかは爆発するかもしれない」といって、“かもしれない”を盾に検索需要が少ないニッチなネタに逃げていることがありました。
まだ経験が少ない状態であれば、とりあえずたくさん書いてみて経験値を積むことも大事だと思いますが、ある程度(100記事以上)経験を積めば、このネタがどれくらい検索需要がありそうかは分かってきます。
それでも「もしかしたら…かもしれない」といってニッチなネタを選ぶのは、明らかに“逃げ”の姿勢であり、
そういう時に選ぶニッチなネタは実際検索需要が少なくて空振りする確率の方が圧倒的に高いです。
トレンドブログにおいて、検索需要が高い(見込みの検索ボリュームが大きい)ネタを選ぶのは大大大前提なので、初心者でも1記事目でも攻めていきましょう!
また、検索需要の高いor低いの判断は
- GoogleやYahoo!のサジェストに出てくるキーワードの数
- SNSでどれくらい騒がれているか
- Yahoo!ニュースのコメント欄のコメント数や温度感
- YouTubeのコメント欄のコメント数や温度感
これらを見ればある程度分かります。
検索者目線じゃなく、作りて目線になってしまっている
また、トレンドブログで稼げていない人に例外なく当てはまっているのが、「検索者目線で記事作成ができていない」ところです。
経験が少なければ少ないほど、コンサルを受けず独学でやっていればいるほど、作りて目線での記事作成になってしまっています。
『作りて目線』とは例えば、
|
こういったのが代表的ですが、
これらって検索者(読者)からすれば、はっきり言ってどうでもいいことですよね?
実際、Googleの検索アルゴリズムに関わっているジョン・ミューラー氏は、記事の文字数とSEOは無関係であることを明言しています。
本質的には、コンテンツというものは、情報発信側である「あなた」と、情報受信側であるユーザーとの間で成り立つものだ。第三者の立場である私たちグーグルは、語数を数えるアルゴリズムは持っていない。
だから、たとえば、
100語に届くまではどんなものでも評価が低くて、200語~500語なら良くて、500語を超えたら画像を5つ掲載しなければならない
なんてことはない。
説得力がありユーザーの検索意図に応えられる内容であれば、記事が長かろうが短かろうが、画像がたくさんあろうがなかろうが、そういうことはまったく問題にならない。
「文字数が多いページはグーグルで上位表示されやすい」はSEO都市伝説 から一部抜粋
Googleは一貫して「検索者にとって価値あるコンテンツか」しか評価しておらず、
ブログで稼ぐこと = Googleの評価を得られる記事を書くこと = 検索者ファーストの高品質な記事を書くことなのだから、
検索者目線の記事作成をすることがブログで成果を出す一番の近道となります。
また、サイトのデザインがちょっとダサかったり、文章が読みにくかったり、ページが重くて表示速度が遅いなんてことも、検索者目線から離れたブログ運営だと言わざるを得ません。
もし自分が第三者として自分のブログに訪れた時に、しょぼいデザインだったらどう思うか?文章が冗長で日本語がめちゃくちゃだったら最後まで読みたいと思うか?表示まで何秒もかかったら待てるか?などなど。
検索者目線に立つことで気づけることも多いはずです。
そもそも本業の気持ちで取り組んでいない
スキルとか方法論以前の問題として、ブログアフィリエイトに取り組む姿勢に問題があるケースはすごくたくさんあります。
副業とはいってもビジネスであり、片手間で楽して稼げるほど甘くはありません。
僕含め、僕の周りの成果を出している人(会社のお給料以上の月収をブログで稼いでいる人)は全員、
ほぼ例外なく本業と同じように、あるいは本業以上に真剣にブログと向き合っています。
ほとんどの人が人生変えようと必死ですから。プライベートのあらゆることを捨てて、すべてをブログに注ぎ込んでようやく本業以上の収益を上げられています。
そういった熱量って、記事数だけじゃなく記事のクオリティにも表れますし、細部までこだわっているか手を抜いているかはすぐにわかります。
熱量がある人はライバルと同じネタを書くにしても、必ず新情報を探し出して付け加えたり、独自の意見や切り口で差別化したり、一つのテーマでも深堀しまくっているので情報量が多かったりします。
逆に「片手間で楽して稼げたらいいな~」くらいの人は、すでに上がっているライバル記事と全く同じ内容で、新情報もなく、深堀されていなくて浅く、独自の切り口で書いていない三番煎じくらいの記事を量産している印象があります。(しかも記事数も多くない)
ちょっと厳しく聞こえてしまったかもしれませんが、現実的にこれがトレンドブログで「稼げる人」と「稼げない人」の違いなので、事実として受け止めてもらいたいという気持ちで書いています。
トレンドブログの稼げる実践方法
すでに上述していることばかりですが、「稼げない人の特徴」の真逆のことをやれば、おのずと成果は出ます。
- 検索需要の高いネタを攻める(逃げない!)
- 検索者目線で記事を作る
- 本業と同じかそれ以上の意識で取り組む
こういったことですね。
もっというと、成果を出している人と全く同じようにやれば成果は出ます。必ず。
ネタを選ぶときに必ずライバルチェックをするはずですが、「このサイトよく見るなぁ」「うわ、またこのサイト上位表示されてるやん…」といったサイトはあるかと思います。
そういったサイトは、月間100万PV以上(月収数十万円~100万円以上)の成果を出しているサイトである可能性が高いので、ブックマークし、研究してパクりまくりましょう。
きっと世間の関心が強い(検索需要が高い)記事ネタを抑えていると思いますし、サイトのデザインも良くて、文章も読みやすいはずです。
研究する際に“検索者(読者)目線”で見てみると、なぜ読みやすいのか?なぜ面白いのか?などに気づけると思います。
結局、稼げるか稼げないかは実践者の問題
長くなりましたが、結局トレンドブログで稼げるかどうかって、時代や環境の問題ではなく実践者の問題であるという、至ってシンプルな結論になります。
そもそも稼いでいる人が「ブログアフィリはオワコンだよ!」なんて言うはずがありませんし、オワコンだと主張する人は自分が稼げていないからそう主張します。
Googleのアップデートにより小手先だけの低品質ブログが淘汰されているので、そういう意味では稼ぐハードルが上がったとも言えなくはありませんが、
もっとスキルアップしてこれからインターネットビジネスの世界を生きていこうとしているのであれば、
小手先だけで楽して稼ごうとはせず、きちっと相手(検索者)に価値提供する気持ちでブログ運営をするはずです。
そういう意味では、トレンドブログのハードルは上がっていないし、全然オワコンではありません。
もし実践しているなかで結果が出ず、トレンドブログそのものへの不信感が出てきたときは、
そのベクトルを自分自身へ向けてください。
きっとまだまだ基本的な部分、本質的な部分が身についていないはずです。