ブログなどのネットビジネスを始めたての人が悩みがちなこととして
インプットとアウトプットどちらが大事?あるいはベストな比率は?
という問題があります。
学んでるだけでは永遠に成果は出ないし、ただ闇雲に実践するだけでも非効率であるため、
この“比率”に悩むのは分かりますし、大事な方に時間と労力のリソースを割きたい。
少しでも早く成果を出したからこそ、陥る悩みだと思います。
結論、両方大事だし両方おろそかにできない
まず結論を言ってしまうと、
インプットもアウトプットも両方大事だし、両方おろそかには出来ない
どちらかをおろそかにした時点で成果は出ない(伸び悩む)
です。
当たり前のようでいて、「アウトプット過多」「インプット過多」になってしまっている人は非常に多いです。
仮にどちらかに比重を置くとしても、どちらかをゼロにすることだけは絶対にやめましょう。
これはブログ(ネットビジネス)の初心者であろうと、上級者であろうと、みんな同じです。
インプットとは?アウトプットとは?
インプットアウトは日本語に直すと「入力」、アウトプットは「出力」になります。
ブログでいえば、
記事を書くことはもちろん、ネタ決めやキーワード選定、タイトル決めなどの記事作成に関する全ての行動がアウトプットになります。
一方、インプットは「アウトプットの精度を高めるための学習」と定義することができます。
教材の読み込んだり、コンサルタントに添削を出したり、直接指導してもらったり、成果を出しているサイトの研究したり、アナリティクスで数字の分析をしたりなど。
ちゃんと自分の努力を正しい方向性に修正すること。そのための行動がインプットになります。
最初のうちは「アウトプット多め」が良い
インプットもアウトプットも両方大事であることは上述のとおりですが、
初心者のうちはアウトプット多めの方がいいです。
比率でいうと、
【インプット3:アウトプット7】
くらいを意識するといいでしょう。
最初のうちは経験が圧倒的に不足しているので、たくさんアウトプットをすることで経験値が溜まってきます。
つまり、アウトプットすることがインプットにもなるので、「ガンガン実践しようぜ!」とお伝えしています。
ただ、
最初のうちは正しいノウハウが定着していないし、正しいと勘違いしていることも多いので、インプットすることも絶対に欠かせません。
あくまで「アウトプット多めの方がいい」というだけであり、
「アウトプットの方が大事だからインプットを無くしていい」というわけではありません。
順番としてはインプット→アウトプットが好ましいです。
事前に正しい知識を入れるためのインプットはもちろん、
アウトプットしたら振り返りをして、次のアウトプットの精度を上げるためのインプットも忘れないようにしましょう。
伸び悩む人は圧倒的にインプットが不足している
ブログ(インターネットビジネス)の中級者~上級者で、
ある程度は成果が出てきたけど、そこから成果が伸びていかない人のあるあるに
『インプットが圧倒的に不足している』というがあります。
これは僕自身の実体験にも基づいているし、
他の実践者や他の指導者から聞いた話にも基づいているので確実です。
伸び悩む人は、無意識のうちにインプットの比率が落ちている。これは本当にあるあるなんです。
上達するほど謙虚さがなくなり、自信過剰になる
ブログ歴が長くなればなるほど、あるいは上達すればするほど謙虚さがなくなり他から学ぼうとしなくなります。
初心者のうちは知らないことばかりなので、積極的にいろんなことを吸収しようとするし、
基本的に低姿勢で謙虚なマインドでいられます。
だけども経験値が溜まってきたり、コツや自分なりのやり方が定着してくると、それらを曲げることが難しくなってくるし、
他人の情報や意見、アドバイスよりも自分の感覚の方が正しいように思えてきてしまいます。
ときには、コンサルタントのノウハウやアドバイスをも無視してしまい、自分が正しいと思うやり方にしたがってしまうこともあります。
信じられないかもしれませんが、人は自分の納得できる情報だけを受け入れて、納得ができない情報はスルーしたくなるので、無意識のうちにやってしまっているんですよね。
そうなるとインプットの比率が下がっていき、
自分の世界に閉じこもって実践している状態になるので、これが伸び悩む原因に繋がるわけです。
インプットに割く時間が無駄に感じられる
伸び悩む中~上級者は、無意識のうちにインプットすることを無駄に感じ、
「そんなことするくらいなら1記事でも書いた方がマシ!」
という思考になっていることはよくあります。
もちろん、
実際に手を動かさなけば成果には結びつかないし、特にブログはたくさん手数を打つことが大きく稼ぐポイントだったりします。
でも、
インプットに割く時間が無駄のように感じられたら、
インプットに対して「そんなことするくらいなら少しでも手を動かした方が(記事を書いた方が)有益だ」と感じられるようになったら、
それは危険なサインです。
インプットをおろそかにしアウトプット過多になっている証拠であり、
「こんなに頑張っているのに成果が出ない…!」と努力と成果が比例せず苦しむことになりかねません。
アウトプットを減らすことに恐怖を感じる
嘘のように感じられるかもしれませんが、
インプットをするためにアウトプット量を減らすことを恐怖に感じる人は結構います。
僕もそうでした。
いやいや、アウトプットを減らすことが「怖い」ってなに?笑
と思うかもしれないんですが、本当にあるんですこれ。
毎日たくさんのアウトプットをすることを習慣づけられている人は、ある意味“ハイ”になっている状態なので、
たくさんアウトプットすることが苦じゃなくなっています。(それ自体はとても素晴らしいことです!)
しかし、
アウトプット量を減らそうとするとその魔法(ハイになってる状態)が解けてしまい、アウトプットすることに苦痛が生じてしまうのではないか…
という一抹の不安を無意識に抱えているですね。
だからインプットするためにアウトプット量を減らすことに恐怖を感じるわけです。
直接的に収益につながるのはアウトプットだし、アウトプット量を減らさなければ今くらいの収益は維持できるから、とりあえずアウトプットしていれば安心!みたいな気持ちもあると思います。
その「安心」が崩れてしまうのも、アウトプットを減らしてインプットを増やせない原因になっているでしょう。
こればっかりは経験してみないと分からないかもしれませんが、
アウトプット量を減らすのが怖いからインプットに時間を割けない!というのは本当にあります。
それで収益が伸びているのであれば問題ありませんし、引き続きガンガン実践を積み重ねるべきだと思います。
しかし成果に伸び悩んでいるのであれば、確実に今のやり方を変えなければいけませんし、
そのためにはインプットに時間を割かなければいけません。
定期的に「インプット期間」を設けよう
ブログ(インターネットビジネス)の実践歴が長くなり、それなりに成果が出始めると、どうしてもインプットの比率は下がってきます。
初心者の謙虚さをずっと維持するのは難しいので仕方ないかもしれませんが、
インプットデーやインプット期間みたいなのは設けた方がいいです。
例えば、
毎週水曜日と日曜日は一切アウトプットはせず、インプットに徹するとか。
毎朝6時~8時をインプットの時間にするとか。
毎月1日~3日までの3日間はインプット期間にするとか。
自分なりのルールを設けて、その期間(日・時間)だけはインプットに徹するという風にしなければ、
多くの人がアウトプット過多に陥り、成果に伸び悩むことになります。
まとめ
まとめに入ります。
インプットとアウトプットは両方めちゃくちゃ大事なことで、なかなか優劣をつけがたいし、つけるべきでもありません。
どちらかをおろそかにした時点で全く成果が出ないか、伸び悩んで苦しむことになります。
ただ、初心者のうちはガンガン実践していって経験値をたくわえること。
逆に中上級者になるとインプット比率が下がってきがちになるので、
「インプット期間」などを設けたりして意識的にインプット量を確保していきましょう。
伸び悩む人ほど、インプットをおろそかにしていて勉強不足だったりしますから!
謙虚な姿勢で「学んで、実践!」をしていきましょう!